ポコラート全国公募とは

『ポコラート全国公募展 2011』展示風景（2011年）

「ポコラート全国公募」は、障がいのある人、ない人、アーティストによる自由な表現の場を生み出すべく2011年よりスタートした全国公募です。
本公募にとって大切なことは表現をジャンル分けするのではなく、「純粋」で「切実」な表現を丁寧に感じ取ることであり、そこから生まれる「逸脱」した作品を世界に解き放つことです。
『ポコラート全国公募2011』は、障がいのある方のみを対象にしていましたが、『ポコラート全国公募vol.2』はその枠組みを取り去り、障がいの有無・年齢・経験を問わず広く呼びかける全国公募へと成長しました。
さらに『ポコラート全国公募vol.3』で「ワークショップ部門」を新設し、ポコラートの理念のもと、相互に理解を深めながら場を共有することを目的とした企画を募りました。
スタートから4年目を迎える『ポコラート全国公募vol.4』では、「作品部門」で実物作品審査を行うと同時に、全応募作品が並ぶ審査会場を一般公開し、来場者による投票を行うなど新たな挑戦を続けています。
従来の美術の視点と従来の福祉の視点を越え、新たな視点をこの場から生み出していくことを試みています。
本展の開催にあたり、全国から作品を応募してくださった皆さま、ご出品を賜りました皆さま、関係者の皆さまに深く感謝を申し上げます。

Place of “Core＋Relation ART”

POCORARTとは「障がいのある人、ない人、アーティストが、核心の部分で相互に影響し合う場」という理念を示す名称です。

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